毎日新聞 2013年02月21日 地方版

 県災害対策本部は20日、昨年9〜11月に実施した放射性物質の摂取量(陰膳)調査で、県北地方の成人1人の食事から1キロ当たり171ベクレル、1日換算で430ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。同じ食事を1年間食べ続けた場合、内部被ばく線量は年間2・4ミリシーベルトで、国が示した食品からの被ばく線量の上限である年間1ミリシーベルトを超えるという。

 同本部によると、77人中76人の食事は放射性セシウムが1日あたり0・074〜2・5ベクレル。県北の1人だけが突出して高かった。聞き取り調査では、自家栽培の野菜や出荷制限されている中通りの野生キノコを食材に使っており、同本部は「これらが原因ではないか」としている。

 調査は昨年6月に次ぐ2回目、対象者は同じ0歳〜70代の県民77人。1日分の食事や飲み物と同じものを回収し、混ぜて測定した。【蓬田正志】


http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130221ddlk07040141000c.html