2013年12月4日 朝刊

 日本ミシュランタイヤは三日、レストランや旅館などの格付け本「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2014」の掲載店を、東京都内で発表した。「レストラン」部門で最高評価の「三つ星」は十四店で、昨年より一店少なかった。
 宿泊施設としての快適さを評価する「ホテル」部門では、食材虚偽表示が発覚したホテル椿山荘東京(東京都文京区)とホテルオークラ(港区)を含む十軒が、昨年に続き、五段階評価の最高ランクに格付けされた。
 ガイドによると、「三つ星」を獲得したのは、東京で十三店、湘南で一店。「二つ星」のレストラン・旅館は計六十店、「一つ星」のレストランは計二百八店だった。
 日本ミシュランタイヤのベルナール・デルマス社長は、「(虚偽表示は)日本以外ではみられない問題」とした上で、「星を付けないお薦めレストランを和食にも広げたい。そのためにも、虚偽表示問題をしっかり研究したい」と話している。

東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013120402000120.html