7月2日 16時14分

味の素も値上げへ 7年ぶり
食品大手の「味の素」は原材料価格の高騰に加えて円安によって輸入価格が上昇していることなどから来月、主力商品の調味料「味の素」などを7年ぶりに値上げすると発表しました。
値上げするのは家庭用調味料の「味の素」と「うま味だし・ハイミー」で、来月19日の出荷分から、内容量を変えたうえで1グラム当たりの価格をおよそ6%から12%引き上げます。
「味の素」が主力商品である調味料を値上げするのは7年ぶりです。
値上げの理由について、会社側は、世界的な需要の増加で原料の「さとうきび」や「タピオカ」などの価格が高騰しているうえに、円安によって輸入価格が上昇していること、また、人手不足で国内の物流コストが上昇しているためだとしています。
今月に入って、大手食品メーカーがパンやパスタなどを相次いで値上げしたほか、来月から「日本郵便」が宅配事業の「ゆうパック」の基本料金を、また、大手衣料品チェーンの「ユニクロ」が秋冬向けの商品の一部を値上げする方針で、暮らしに身近な商品やサービスの値上げが広がっています。

NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150702/k10010136131000.html