2016年10月12日

 県は、日立市沖で九月三十日に採取したクロダイから、一キロ当たり八〇ベクレルの放射性セシウムが検出されたため、県北海域のクロダイを十一日付で出荷自粛としたと発表した。
 県は二〇一二年五月から続いていた県北海域のクロダイの出荷自粛を今月六日付でいったん解除したが、県と漁業団体の独自基準値(一キロ当たり五〇ベクレル)を超えたため、再び出荷を自粛する。
 県漁政課によると、解除後に出荷自粛になったのはアカエイなどの例がある。 (酒井健)

東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201610/CK2016101202000193.html?ref=rank