日本郵便は22日、はがきと定形外郵便物、ゆうメールの料金を2017年6月1日から引き上げると発表した。郵便事業の黒字維持が狙い。消費税導入・増税時を除く本格的な郵便料金の値上げは1994年1月以来、約23年ぶりとなる。赤字幅が大きい通常はがき(現行52円)は10円値上げし、62円とする。
1月2日の年賀状配達休止=13年ぶり、コスト削減で−日本郵便

 年賀はがきは12月15日から翌年1月7日の間に「年賀」と明記して差し出した場合に限り、52円のまま据え置く。封書のうち定形郵便物は82〜92円を維持する。
 定形外郵便物は規格を定め、それに収まらない大きさのものは重量に応じて80〜150円値上げする。規格内のものは一部を値下げするが、平均で1通当たり100円程度の値上げとなる。
 ゆうメールも規格を超える場合に85〜100円値上げする。
 日本郵便は今回の値上げに伴い、通常はがきの差し出し数が年間約2億枚減る一方、年300億円程度の増益効果があると予測。17年度の営業赤字転落が確実視されていた郵便事業が黒字を確保できるようになるとみている。
 同社は「22年間、営業努力で(実質的に)価格を据え置いてきたが、流通量減少や人件費上昇で赤字が拡大した。値上げを理解してほしい」(郵便・物流商品サービス企画部)と説明している。(2016/12/22-20:03)

時事通信
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122200699&g=eco